離乳食を開始してもうすぐ2ヶ月になろうとしています。食べる量は日毎にムラがありますが、品目も少しずつ増え、さまざまな食材を口にするようになりました。幸いにして、今のところアレルギー反応はなさそうです。
離乳食は、この本のレシピに沿ってママが用意しています。土曜日に一気に買い出しして、向こう1〜2週間分をまとめて作って冷凍するスタイル。
がんばらなくても栄養たっぷり! 離乳食&幼児食まるごとBOOK みきてぃ (著), 中村 美穂 (監修)
初期に比べ、作る量も品目も格段に増えてきたので、調理にかなり時間がかかってしまいます。効率化に向けてママは毎週奮闘しております。
能動的な摂食になりつつある
ところで、最近はるくんはパパママからスプーンを奪い取って離乳食を口に運ぶようになりました。まだまだ上手ではありませんが、自分で能動的に食べ物を口に運ぶ動きが出てきたのは成長の証かな、なんて思いながら見ています(単に、なんでも口に入れる習性の一部なだけかもしれませんが…)。
離乳食が進んできたら、「手づかみ食べ」をさせる家庭も少なくないと聞きます。スプーンで運ばれる食べ物をとって食べるのではなく、料理を自分で選んでつかんで食べるというもの。手で掴むことで食材の感触を体感するだけではなく、「自分で選ぶ」という過程を加えることで、より能動的な摂食になるのだと思います。
この辺、モンテッソーリ教育的観点からしても理に適ったスタイルだと思います。
くちどけおこめぼーとの出会い
いろいろなものを食べられるようになってきたので、我が家もそろそろ「手づかみ食べ」への移行準備に入ろうかなぁ…と考えていたところ、ママがインスタから気になる品を見つけてきました。
くちどけおこめぼーなるもの。
果たしてどのような食べ物なのか…西松屋さんに行って、早速買ってみました。
どうやら、その名の通りお米からできた食べ物で、サクサクしたお菓子のような食感なのですが、歯がない赤ちゃんでも唾液で柔らかくして食べられるという代物。パパママも実際に食べてみましたが、食感としては「うまい棒」に近いかもしれません。なるほど、確かにこれなら時間をかければ赤ちゃんでも食べられそう。

与えられる月齢の目安は7ヶ月前後からです。離乳食初期の子にとっては飲み込みにくい可能性もありますので、十分にご注意ください。ちなみに、我が家の子は本記事執筆時点でもうすぐ7ヶ月です。
味にクセもなく、無駄な調味料が使われていないようなので、そういった点でも赤ちゃんに与えるのに安心な食べ物だと思います。もちろん添加物は不使用です。
メリットとデメリット
さっそく、はるくんの離乳食のメニューに「くちどけおこめぼー」を加えてみました。
結論から言うと、1つ食べただけですっかり気に入ってしまった様子です!しっかり手で掴んで、口に入れて離しません。唾液で柔らかくしながら、喉に引っ掛けることもなく飲み込み、1本全部食べてしまいました!
ただ、ここでひとつ困ったことが…はるくん、くちどけおこめぼーが無くなると、急に泣き出してしまいました。もっとちょうだい!が始まってしまったのです。ミルク以外の食べ物にこれほど興味を示したことがなかったので、その点はパパもママもすごく嬉しかったのですが、問題はそのほかの離乳食を食べたがらなくなってしまったことです。「くちどけおこめぼーがいい!ほかのは嫌だ!」という状態です。
せっかくママが作った離乳食を、その日はほとんど食べずに終わってしまいました。気に入りすぎるのも考えものですね…
ここで、「くちどけおこめぼー」のメリットとデメリットをまとめてみましょう。
・好きすぎて、これしか食べたがらなくなる(メリットの裏返しとも言える)。
・実は意外と手が汚れる可能性もある…
ちなみに、デメリット2点目の「手が汚れる」については、私たちは今のところあまり気になっていないのですが、「出先でこれを食べさせると手がベタベタになる」という話を聞いたことがあるので、一応書いてみました。
非常に食いつきがよく、離乳食の一角として心強い存在感を示す「くちどけおこめぼー」。ただし、使い所を誤ると失敗するので注意が必要です。
「くちどけおこめぼー」は、こんな子に向いている!
他の離乳食も口にして欲しいので、我が家はいったん「くちどけおこめぼー」はお休みしようと思いますが、食いつきの良さは抜群で、この商品自体はとても良いものだと思っています。
「くちどけおこめぼー」は、ズバリ
ミルクや母乳以外の食品を口にして欲しいけれど、それらを食べたがらない子
には試してみる価値があると思います。もちろん、好みによって食べる、食べないはあると思いますが、うちの子の食べっぷりを見るに、気に入る子もきっと多いのでは?と思います。
この記事を見て興味が湧いた方は、ぜひトライしてみてくださいね。
離乳食をあまり食べてくれなくて困っている、とか、食べてくれない子に対してこんな工夫をしているなど、ぜひぜひコメントでお聞かせください!
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・赤ちゃんの食いつきが良い。
・唾液で柔らかくしないと口の奥まで入らないので、意外と喉に詰まる心配がない。