我が家の絵本コレクションもずいぶん増えてきました。その中でも、表紙を見せるだけで子供がニコニコしてしまうお気に入りの一冊がこちら!
シンプルな言葉と可愛らしいイラストが魅力の「みず、ちゃぽん」。我が家での読み聞かせの様子や、知育の観点からの魅力について書きたいと思います。
「みず、ちゃぽん」ってこんな本
「みず、ちゃぽん」の主人公は、タイトルにある通り「水」です。Amazonの紹介文にもこのように書かれています。
水道の蛇口から出てくる水、おふろにたっぷりたまった水。子どもにとっても身近な自然である「水」がこの絵本の主人公です。
みず ちゃぽん (かんじてあそぼう) 単行本 – 2011/6/14 新井 洋行 (著)
うちのはるくんはまだ水遊びをする歳ではありませんが、毎日大好きなお風呂に入っていて、お水には慣れ親しんでいます。まだお風呂に溜まっているあの液体の名前が「水」であることは知らないと思いますが、はるくんがよく知っているもののお話だよ!ということを少しでも感じ取ってもらえれば…と思いチョイスした一冊です。
「みず、ちゃぽん」の特徴と魅力
シンプルな言葉で赤ちゃんも楽しめる!
ストーリー自体は、単にお風呂にお水が溜まっていく過程を描いたもの。各ページには、ごく短い文が綴られており、テンポよく物語が進んでいきます。
「みず」
「ぴしゃ」
「つぎつぎに」
「ぽと、ぽた、ぽしゃ」
のような感じで、物語というよりは音を楽しむ作りになっています。響きが心地よく、まだ言葉をちゃんと理解していない赤ちゃんでも自然とお話に引き込まれていきます。
リズム感のある擬音がクセになる!
「みず、ちゃぽん」というタイトルからして、水の心地よい音に溢れた一冊であることが想像できると思いますが、まさにその通り。「ちゃぽん」「ぴしゃ」「ぽと、ぽた、ぽしゃ」といった、水にまつわる擬音が各ページに散りばめられています。特に「ぽと、ぽた、ぽしゃ」は読んでいる親も心地よいリズムですね。
「ぱぴぷぺぽ」で始まる擬音が多いので、弾けるような感覚が楽しく、また一つ一つの擬音が短いこともあり、非常にリズミカルに展開していきます。きっと赤ちゃんにもこの楽しさが伝わると思います。
柔らかいタッチのイラストで水の動きを表現!
全編、水の絵がとても柔らかいタッチで描かれています。決して美麗なイラストではないのですが、水なのにどこか温かみがある優しい絵には親しみやすさを感じます。
子供向け絵本によくあるシンプルな絵なのですが、水の流れや水面のうねりなどは意外にもダイナミックで、水の動きをしっかりと感じられる絵に仕上がっています。擬音も相まって、水が蛇口から滴り落ちる様や、シャワーが水面に降り注ぐ様子などが思いのほかリアルに表現されています。
「みず、ちゃぽん」の知育的メリット
音への感受性が育つ
擬音が多いので、赤ちゃんにとっては音への感受性が育ちやすい本だと思います。先述の通り、特に「ぱぴぷぺぽ」から始まる単語が多いので、弾むような心地よい音が耳に残ります。
読む側もついつい楽しくなって、リズミカルに読んであげようという気になります。それを聞いた赤ちゃんにとっても、リズミカルな読み聞かせ体験になります。
はるくんは音楽が大好きで、お気に入りの曲がかかるととてもご機嫌になるのですが、その背景にはもしかしたらこういったリズミカルな読書体験があるのかもしれません。
水遊びへの興味が広がる
うちのはるくんは、お風呂が大好き!どんなにぐずぐずしていても、温かいお風呂に浸かると途端に機嫌がよくなって、とびきりのニコニコ顔を見せてくれます。
そんな大好きなお風呂での体験を絵本の内容とリンクさせることで、よりお風呂や水遊びに興味を持つのではないか?と考えています。
例えば、お風呂のお湯をすくって水面に落とすときに「みず、ちゃぽん」と言ってみたり、シャワーを浴びせるときに「ざぁー、ざざざぁー!」と言ってみたりと、入浴中に絵本の中の表現を使っています。これにより、入浴という大好きな日々のルーティンが、リズミカルでさらに楽しいイベントになります。
視線の動きを促す
本書は、水が上から下に落ちるというパターンが繰り返されます。これにより、赤ちゃんの目の上下運動が鍛えられるのでは?と期待しています。
人間の目は横の動きは得意ですが、縦の動きはあまり得意ではありません。こういった絵本で幼い頃から訓練することにより、その不得意が少しでも克服されるんじゃないかな?と思っています。
実際に読んでみた!はるくんの反応は!?
結論:はるくん、大ハマり!
実際にどういうところにハマっているのか、はっきりとはわかりませんが、水が「ぽと」「ぽた」「ぽしゃ」と落ちるたびにニコニコと可愛い笑顔を見せて、きゃっきゃっと喜びの声を上げるので、やはり「ぱぴぷぺぽ」のリズム感に心地よさを覚えているんじゃないかと思います。読んでいる私も、思わず体でリズムを取ってしまうほど。
それと、入浴がさらに楽しくなったのでは?と思う場面も。はるくんが、自分にかけられてるシャワーに手を伸ばして、水をつかもうとするようになりました😆もしかしたら絵本の影響かな?などと思わずにはいられません。本当に、お風呂がさらに好きになったのかな?と思うと嬉しくてたまりません。
まとめ:こんな人におすすめ!
✅ シンプルな絵本で楽しく読み聞かせがしたい!
✅ 擬音のリズムで赤ちゃんの音感を育てたい!
✅ お風呂や水遊びをもっと好きになってほしい!
こんな方には是非ともオススメしたい一冊です。
読んでいる大人も楽しくなってしまいますので、絵本の読み聞かせが苦手…というパパママでも、この本ならオススメできますよ!
ぜひ一度、お手に取ってみてくださいね。
ほか、我が家で読んでいる絵本はこちらです。今後も追加予定ですので、よかったら覗いてくださいね^^
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