最近、以前よりも物忘れが増えたように感じています。
年齢のせいなのか、仕事や家事、育児で忙しいからなのか。それはよくわかりません。
ただ、ふとしたときに「そういえば、あのとき何をしていたんだっけ?」と思うことがあります。
せっかくなら、日々の出来事を記録に残しておきたい。
そう思って始めたのが、日々の記録を残す習慣です。
以前はスマートフォンやパソコンで日記を書いていましたが、今は音声で記録するようになりました。詳しい経緯については、前回の記事で紹介しています。
今回は、日々の記録を続ける中で、僕が感じていることについて書いてみます。
忘れてしまう前に、記録に残しておきたい
日々の記録を始めようと思った理由のひとつは、忘れてしまうことへのもったいなさでした。
例えば、子どもとどこに出かけたのか、何を食べたのか、どんなことが楽しかったのか。
子どもは毎日少しずつ成長していきます。
今は当たり前のように過ごしている毎日も、何年かたってから振り返ると、きっと懐かしく感じるはずです。
でも、そのときに何があったのか、どんなことを考えていたのか。すべてを覚えておくことは難しいと思います。
子どもの成長だけではありません。
仕事で感じたこと、うれしかったこと、悩んでいたこと、何となく気になっていたこと。
そのときは覚えているつもりでも、時間がたてば少しずつ記憶が薄れていきます。
だからこそ、忘れてしまう前に記録に残しておきたいと思いました。
僕にとって、日々の記録は、未来の自分が過去を振り返るための手がかりです。
記憶を、自分の頭の外に保存しておく
僕は、日々の記録を残すことを、外付けのハードディスクにデータを保存するようなものだと考えています。

自分の頭の中だけで覚えておこうとするのではなく、記録として外に出しておく。
そうすれば、忘れてしまったことでも、あとから記録を読み返すことで思い出せるかもしれません。
もちろん、記録を残したからといって、当時の気持ちまで完全に思い出せるとは限りません。
それでも、「あの日はこんなことがあった」「あのときは、こんなことを考えていた」と振り返るきっかけにはなるはずです。
例えば、数か月前に家族で出かけた場所を思い出したいとき。
子どもがどんなものを食べていたのか、何に興味を持っていたのかを知りたいとき。
あるいは、自分が仕事について悩んでいた時期に、どんなことを考えていたのかを確かめたいとき。
記録が残っていれば、記憶だけに頼らずに済みます。
今の自分にとっては何でもない出来事でも、何年か後には大切な思い出になっているかもしれません。
そう考えると、日々の記録を残すことには、今すぐにはわからない価値もあるように思います。
記録を続けていると、自分の傾向が見えてくるかもしれない
日々の記録を残そうと思った理由は、過去の出来事を思い出すためだけではありません。
もうひとつ期待していることがあります。
それは、自分自身をもっと理解できるようになることです。
例えば、気分が落ち込んでいるとき。
その場では、仕事がうまくいかなかったからだとか、今日は疲れているからだとか、何となく理由を考えると思います。
でも、それが本当の理由なのかは、すぐにはわからないこともあります。
一方で、日々の記録がたまっていけば、調子がよいときと悪いときに、どんな違いがあるのかを振り返れるかもしれません。
どんなことがあるとうれしいのか。
反対に、どんな状況でストレスを感じやすいのか。
自分が何を大切にしていて、どんなことに時間を使いたいと思っているのか。
そういった傾向も、日々の記録を振り返ることで見えてくる可能性があります。
僕自身、音声での記録を続けて半年ほどがたちました。
最近は、記録した内容をChatGPTに渡して整理してもらい、過去の記録も踏まえて振り返ることがあります。
自分では意識していなかった考え方や、以前にも似たようなことを話していたと気づくこともあります。
もちろん、記録があれば自分のことがすべてわかるわけではありません。AIの分析も、必ずしも正しいとは限りません。
それでも、自分の記憶だけで振り返るのとは違った視点を得られることがあります。
こうした記録がさらに増えていけば、自分がどんな人間なのかを理解するための材料になっていくのではないか。
そんな期待を持っています。
自分の取扱説明書を作るような感覚
自分のことは、自分が一番よくわかっている。
そう思いたいところですが、実際には、自分の考え方や行動の傾向を正確に把握するのは難しいものです。
そのときの気分や状況によって、考え方が変わることもあります。
以前は大切だと思っていたことが、今ではそうでもなくなっているかもしれません。
反対に、昔から変わらず大切にしていることもあるでしょう。
日々の記録があれば、そうした変化も振り返れます。

自分はどんなときに調子がよいのか。
何をしていると楽しいのか。
どんなことに悩み、何をきっかけに気持ちが変わったのか。
そうした情報を少しずつ集めていけば、自分の取扱説明書のようなものを作れるのではないかと思っています。
自分の得意なことや苦手なこと、心地よく過ごせる環境、ストレスを感じやすい状況。
そういったことがわかれば、これからの生活や仕事の選択にも役立つかもしれません。
まだ、そこまで明確なものができたわけではありません。
ただ、記録を続けることで、自分を理解するための材料が少しずつ増えている感覚はあります。
まずは、記録を残すことから始める
ここまで書いてきたように、僕が日々の記録を残しているのは、過去を思い出すためであり、自分自身を理解するためでもあります。
そして、何年か先に振り返ったとき、今の自分がどんなことを考え、どんな生活を送っていたのかを知るためでもあります。
1日分の記録だけで、何かが大きく変わるわけではありません。
記録を始めたからといって、すぐに自分の性格や行動の傾向がわかるわけでもありません。
でも、記録がなければ、あとから振り返ることも難しくなります。
だから、まずは残しておく。
その積み重ねが、いつか自分にとって役立つものになるかもしれません。
僕の場合、文章を書くのが負担になってしまったため、音声で記録する方法に変えました。
僕にとっては、タイピングやフリック入力で文章を書くよりも、音声で話す方がずっと速く、楽に感じます。
毎日、立派な日記を書く必要はありません。
その日にあったことや、感じたことを少しだけ残しておく。
それだけでも、未来の自分にとっては大切な手がかりになる可能性があります。
今はまだ、その価値のすべてがわかっているわけではありません。
だからこそ、これからも記録を続けてみようと思っています。
1年後、5年後、10年後。
そのときに過去の記録を読み返したら、どんなことを感じるのでしょうか。
そんな楽しみも持ちながら、これからも日々の記録を積み重ねていきたいと思います。
ランキング参加中!よろしければ「ポチッ」とお願いします!



コメントを残す